虫歯を放置するとどうなる?
虫歯を放置すると痛みだけでなく歯の神経や顎骨まで影響することも。この記事では、虫歯の進行段階と治療の流れを歯科医がわかりやすく解説します。早期発見で歯を守りましょう。
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🦷虫歯は「自然には治らない」病気です
虫歯は一度できてしまうと、自然に治ることはありません。
初期の段階で適切に治療すれば、削る範囲も小さく、通院回数も少なく済みます。
しかし「痛くないから」と放置してしまうと、進行するにつれ治療も大がかりになっていきます。
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🩺虫歯の進行段階と症状
◆ C1:初期虫歯
歯の表面(エナメル質)が白く濁る、または茶色っぽく見える状態。
痛みはなく、フッ素塗布や正しいブラッシングで進行を止められることがあります。
◆ C2:中等度虫歯
エナメル質の下の象牙質にまで虫歯が進行。
冷たいものや甘いものがしみるなどの症状が出ます。
この段階では虫歯を削って詰め物(コンポジットレジンやインレー)を行います。
◆ C3:重度虫歯
虫歯が歯の神経(歯髄)まで到達。
ズキズキと痛みが強く出ることが多く、神経を取る治療(根管治療)が必要になります。
◆ C4:末期虫歯
歯の根だけが残る状態。
痛みが一時的に落ち着くこともありますが、神経が壊死しているだけです。
抜歯が必要になることもあります。
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🦷虫歯を放置するとどうなる?
虫歯をそのままにしておくと、以下のようなリスクがあります。
激しい痛みで眠れなくなる
細菌が顎や顔に広がる「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」を起こす
歯が失われて噛み合わせが崩れる
治療費・通院回数が大幅に増える
「痛くない=治った」ではありません。
虫歯は静かに進行し、気づいたときには神経まで達していることもあります。
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🏥倉田歯科では早期治療を大切にしています
倉田歯科(大阪市淀川区)では、できるだけ削らない・痛みの少ない治療を心がけています。
定期検診やクリーニングで早期発見につなげ、虫歯の再発防止にも力を入れています。
📍 所在地:大阪市淀川区西三国3丁目5-3 ヤマモトビル2階
📞 電話:06-6150-4182
🌐 公式サイト:https://kuratashika.jp/
2025年11月02日 06:49

