差し歯が取れた時の対処法
差し歯が突然取れてしまうと、不安になりますよね。
しかし、正しい対処法を知っていれば、歯を守り、再装着もスムーズに進みます。
この記事では、
「差し歯が取れた直後にやるべきこと」
「絶対にやってはいけないNG行動」
「歯科医院での治療の流れ」
をわかりやすく解説します。
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【まず最初に】差し歯は必ず保管しましょう
差し歯が取れた場合は、
ティッシュではなく、小さな容器に入れて保管してください。
ティッシュは乾燥してしまい、汚れやホコリが付着しやすいためNGです。
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【正しい対処法】差し歯が取れた時にすべき3つのこと
① 取れた差し歯を洗わず、そのまま保管する
水で洗うとダメージを与える可能性があるため、そのままでOKです。
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② 歯の根元を舌で触らない・指で触らない
痛みや炎症の原因になります。
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③ できるだけ早く歯科医院に連絡する
差し歯が取れたまま放置すると、
根元の歯がむし歯になりやすい
隙間に汚れが溜まる
噛み合わせが変わる
などのトラブルにつながります。
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【絶対NG】やってはいけない5つの行動
❌ 瞬間接着剤でつける
→ 歯を痛めるだけでなく、再装着ができなくなる恐れがあります。
❌ 自分で差し歯を押し込んで戻す
→ 根元を傷つけ、炎症を起こす原因に。
❌ 取れたまま長期間放置する
→ むし歯・歯周病・噛み合わせのズレにつながります。
❌ 食事で片側だけで噛む
→ 顎のゆがみや他の歯への負担に。
❌ 痛み止めの塗り薬を歯ぐきに塗る
→ 化学刺激で悪化する場合があります。
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【歯科医院での治療の流れ】
1. 取れた差し歯の状態をチェック
2. 根元のむし歯・汚れの確認
3. 再装着できる状態ならその場で接着
4. 破損・合わない場合は新しい差し歯を作製
差し歯が取れる原因は、
「接着剤の劣化」「むし歯」「噛み合わせの変化」などさまざまです。
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【まとめ】差し歯が取れたら応急処置が大切
差し歯は洗わずに保管
瞬間接着剤は絶対NG
舌や指で触らない
早めの歯科受診が最善策
差し歯は「取れること自体」がサインです。
放置せず、早めの対処で歯を守りましょう。
2025年11月16日 18:59

